チャウショール外相、ロサンゼルスでアメリカその他についての見解を述べる

メヴリュト・チャウショール外務大臣は、「フェト」こと、フェトフッらー派テロ組織・パラレル国家構造(FETÖ/PDY)をめぐるアメリカの姿勢を批判した。

チャウショール外相、ロサンゼルスでアメリカその他についての見解を述べる

アメリカのロサンゼルスでトルコ国民と一堂に会したチャウショール大臣は、

「『フェト』がどんな裏切り者のテロ組織であるかを全世界が知った。アメリカもこのことがわかる日が来ることを祈る。残念ながら、トルコがアメリカから期待する支援は今日まで行われなかった。(『フェト』首謀者ギュレンの)身柄返還は行われていない。今のところ捜査が行われていない。」と述べた。

トルコ・アメリカ関係についての質問にも触れたチャウショール大臣は、

「アメリカは我々の最も重要な同盟国の1つだ。いくつかのの件で意見の相違や関係の浮き沈みがあるが、『フェト』やテロ組織PYDへのアメリカの武器供与の問題をめぐって関係が緊張している。これらの問題も、対話を通じて乗り越えようと我々は努めている。本来、2日後にバンクーバーでアメリカとともに出席する会議も、朝鮮戦争以来、両国が築いてきた同盟の反映だ。」と述べた。

シリアの最新状況にも触れたチャウショール大臣は、

「シリアでここ数年常に虐殺が話題になってきたが、2017年の特にアスタナ・プロセスやそれまでの取り組みにより、今日のシリアの状況は改善している。完全に良いとは言えない。政治的解決なしに、そしてシリアに安定がもたらされることなしに完全に良いとは言えないが、それでも良い方向に向かっている。我々は政治的進捗に焦点を当てている。トルコはそれにおいて主要な役割を担っている。」と語った。

イラクの最新状況にも触れたチャウショール大臣は、

「イラクの問題の解決のために両当事者ともに(イラク中央政府とイラク・クルド地域政府)トルコが仲介役を担うことを望んでいる。イラク・クルド地域政府は深刻な過ちを犯した。そしてその過ちを理解したが、イラクの安定と領土保全が我々にとって重要だ。私は1月21日にバグダッドを訪問する。トルコがこの問題の解決において重要な役割を果たせるよう祈る。我々には秘密にするような議題はなく、誰の領土にも目をつけてはいない。我々が擁護するのは正義だ。」と述べた。

チャウショール大臣は、ロサンゼルスでの予定の後にカナダのバンクーバーで開催される、北朝鮮をめぐる外相会議に出席し、そこでアメリカのレックス・ティラーソン国務長官と会談を行う。

一方、チャウショール大臣は、トルコはアメリカよりももっと安全な国であると述べた。

トルコに向けたアメリカの渡航警告に関する姿勢を「同盟国にふさわしくない態度」だと述べたチャウショール大臣は、

「我々は自分のエネルギーをこの件に費やしてはいられない。」と話した。

チャウショール大臣は、アメリカがトルコへの渡航警告を発した後に、トルコもアメリカへの渡航警告を発令したことを振り返り、

「アメリカで起こる日常的な事件や攻撃を見てみると、トルコがアメリカよりももっとずっと安全な国だということが見て取れる。」と語った。

トルコは2017年にアメリカ人も含む3200万人の観光客を迎え、この観光客の全員が完全に安全な形で帰国したことを強調したチャウショール大臣は、

「今年もアメリカから観光客としてトルコを訪れようと望む人々の数は著しく増えている。予約にもそれが見て取れる。アメリカはそれを押しとどめたいのか、何をしたいのか理解できないが、ティラーソン長官と話し合う。」と語った。

 

(2018年1月13日)



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